公益財団法人ボーイスカウト日本連盟                          Scout Association of Japan

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世界スカウト機構に関する豆事典(ABC順)

目次


べーデン-パウエル世界友情の会 (Baden-PowelI World Fellowship)

この集まりは、世界スカウト財団の資金造成法の一つである。会員は、世界スカウティングを資金面で援助するために個人的に参加する。(会費一人、US$10,000)


ブロンズ・ウルフ功労章 (Bronze Wolf Award)

これは、スカウト運動における国際的な唯一の功労章である。世界スカウト委員会が審査して、世界スカウティングに対して顕著な功績のあった人に授与をする。


カイロ国際スカウト・センター (Cairo International Scout Centre)

エジプトのカイロに建設された国際センターであり、一級の宿泊設備及び集会室を完備し、スカウト、スカウト関係者、その知人等スカウト・指導者はもとより、誰でも利用できる。カイロ市内と空港の間に位置し、交通の便のよい所にある。


加盟国間の通信 (Corespondence between countries)

国際的な取り決めにより、各国連盟の個人加盟員は、他国連盟の加盟員と通信を始めるに当たっては、自国連盟の国際コミッショナーを通じて行うことになっている。一般的に、通信の成果を上げるために、これが最も効果的な方法であり、言語の異なる国々の間では、特に重要視すべきである。いったん、個人間の文通が認められたならば、コピーを自国の国際コミッショナーに送るようにすること。


世界スカウト章 (Emblem, World Scout)

  1. 世界スカウト章は、世界スカウト機構の登録済みのマークである。加盟国連盟は、加盟員のユニフォーム、出版物、その他の非商業品目に使用することが認められているし、使用を奨励されている。これは、スカウティングへの関心を高め、共感を高め、アイデンティティを確立するのに役立つ。
  2. このデザインは、世界スカウト会機が採用したもので、国際的に登禄され、法的に保護されている。
  3. 世界スカウト会議は、この世界スカウト章の5種類の形を承認し、世界スカウト機構公認のスカウト連盟加盟員がそのいずれをも記章として着用することができる。
  4. 世界スカウト章は、各国スカウト連盟または、その認定スカワトショップに対してのみ、販売される。
  5. 世界スカウト章の商業目的での使用および製作は、法的に、また世界スカウト会議の決議によって、厳しく規制されている。

国際力トリック・スカウティング会議 (International Catholic Conference of Scouting - ICCS)

ICCSは、カトリック信仰の視点から、スカウティングを通して青少年教育を十分に実施するするため、1948年に設置された独立組織で、カトリック教会の組織の一部であり、教皇庁との連携の上に機能している。公認されたスカウト機構の会議としてICCSは特別協約により世界スカウト運動と連なっているが、この協約は世界スカウト委員会の認めた諮問的な立場を基に結ばれたものである。


国際的な行事 (International Events)

世界スカウト事務局は、「国際行事開催予定一覧表」を作成し、年2、3回、全加盟連盟に送付している。


元スカウト・ガイドの国際親睦協会 (International Scouts and Guides Fellowship - ISGF)

これは、世界スカウト機構にとって諮間的な立場にある別個の組織である。ISGFには、35か国の全国組織が加盟しており、各国でスカウティングとガールガイディングを支援する多くの活動を展開している。


国際紹介状 (The International Letter of Introduction)

国際紹介状は、すべてのスカウト連盟によって承認されているスカウトや指導者が旅行をするときに携行する紹介状の標準的様式である。この紹介状により、携帯者の身分が分かり、世界スカウト機構の加盟員同士として温かく迎え入れられることができる。この様式は、加盟国連盟に対し世界スカウト事務局から無料で配布される。国際紹介状は、通常、国際コミッショナーまたは他の本部担当役員から海外旅行をする人たちだけに交付されている。


カンデルスティッヒ国際スカウトセンター、スイス (Kandersteg International Scout Centre, Switzerland - KISC)

KICSは、スイスのベルン山岳地帯の高地にある。ここには、スカウトやガイドのためのキャンプ場と屋内施設がある。スキー、登山、ロッククライミングの上級訓練を受けることができる。KISCは、世界中の加盟国連盟を通じて募集した若い指導者をボランティアスタッフとして季節的に採用し、そのスタッフが1名のディレクターを支援して運営されている。


ジャンポリー、世界及び地域的 (Jamborees, World and Regional)

世界ジャンボリーは、通常、4年ごとに開催され、加盟国連盟の開催誘致と世界スカウト会議の正式決定により開催国が決まる。世界ジャンボリーは、通常、加盟国連盟の加盟員、少年少女は14歳から18歳の年齢の者が参加できる。地域ジャンボリーは、世界スカウト機構のいくつかの地域で開催されている。


ジャンボリー・オン・ジ・エア (Jamboree-on-the-Air - JOTA)

JOTAは、毎年10月第3週末に開催される年恒例の国際アマチュア無線スカウティング行事である。世界中のあらゆる地方にいるスカウトたちとガールガイドたちの間に、何千もの交信が行われている。


ジョイン・イン・ジャンボリー (Join-in-Jamboree - JIJ)

JIJは、世界ジャンボリーに参加できないスカウトたちが年齢のいかんを間わず、各国内で参加できるもので、活動と行事等からなる。その内容は、ジャンボリー開催国およびジャンボリーそのものに関連あるいろいろな活動を行う。


ムート(世界) (Moots - World)

世界ムートは、各国スカウト組織の年長部門の加盟員(伝統的にローバースカウトと呼ばれている)の集会である。参加者の年齢は、18歳から25歳である。ムートは、スカウティングに参加する若い成人たちが相集い世界市民として国際理解を増進することを目的とする。


提携 (Twinning)

スカウティングの根本原理の一つは、国際平和、理解、協力の推進である。他国および他の文化の人々との交流を通じて、スカウトたちは人々の間にある相違を認め合い、尊重し合うことを学ぶことができる。また、すべてのスカウトを結び合う多くの類似点を発見することにもなる。提携は、スカウトたちの間の交流を推進するための一つの方法である。異なった社会的背景をもつスカウト隊、地区、各国スカウト連盟が提携しあい、共に明確に定められたプログラム目標を達成することができる。


ウッドバッジ (Woodbadge)

2個の木製ビーズと革紐 −これが世界に広く有名な標章である。それは、隊指導者のための訓練プログラムを達成した印である。指導者資質を向上する上に、活発に活動する連盟であるなら、できるだけ多くの隊指導者が各自の訓練を修了し、ウッドバッジを取得するように勧めるものである。


ガールガイド・ガールスカウト世界連盟 (World Association of Girl Guides and Girl Scouts - WAGGGS)

WAGGGSと世界スカウト機構とは、2つの別個の、独立組織である。両組織は、創始者べーデンー-パウエル卿の設定した根本原理に基づく同一の基盤にたっている。両スカウト組職と、その構成体である各国組織は、可能な限り、国際的、国内的、地方的レベルで青少年のために望ましい、相互の利益になるよう協働しあう。双方の世界組織の理事会により、ガールガイド・スカウト諮問委員会が設置されており、共通の関心事について協議を行っている。WAGGGSでは "Trefoil'round the World" (世界のクローバー)が発刊され、各国連盟に関する情報を提供している。世界連盟ないし各国WAGGGS加盟連盟に連絡すれば、その最新版を入手できよう。


世界スカウト国会議員連合 (World Scout Parliamentary Union - WSPU)

世界スカウト国会議員連合は、1990年3月に韓国ソウルで発会した。この構成は、各国スカウト国会議員のグループで、その会員はスカウト出身者かスカウティングに深い理解を寄せる現役の国会議員である。この連合の目的は、スカウティングを国家的、国際的に支援するため、国会議員の国際ネットワークを確立することにある。


世界スカウティングの商品と刊行物 (World Scouting Products and Publications)

世界スカウト事務局は、刊行物、記章類、訓練記章、記念品を販売する。請求によりカタログを入手することができる。


世界スカウティング・ニュース (World Scoting News)

これは月刊紙であって、内容は世界中から集められた情報と写真からなる。読者対象は、各国連盟役員、関係者、各国連盟機関誌編集者であり、各国連盟機関誌に情報を転載することを狙っている。世界事務局は、記事と写真の提供を歓迎する。個人および多部数注文料金は要請があった際に知らせることになる。


スカウト世界基金 (The Scout Universal Fund - "U" Fund)

この基金は、多年にわたって続けられてきており、スカウト運動の全加盟員が他国のスカウトを援助する一方法になっている。これは、「スカウトは他の人々を助ける」ことを具現化したものである。”U”基金と略されるが、ここへの寄付金は各国連盟、スカウト団、個人から贈られるものである。寄付金の必要性は次のことにある。

  • 開発途上国のスカウトが、自分の住む社会の人々の生活水準を向上させるのに役立つプロジェクトを開始できるようにする。
  • スカウト連盟が必要な訓練・活動センターを設立する助けとする。
  • 自然災害によって助けを必要としているスカウトたちを援助する。
  • スカウト・プログラムの開発に、スカウト用ハンドブックを印刷発行する。
  • 障害をもつ人々にまでスカウティングを拡大させる。
  • 指導者のために訓練奨励金を提供する