社会連携・広報委員会 2021年度 第18回(通算40回):定例ミーティング
日時:2022(令和4)年3月10日(木)19:30~21:00
場所:オンラインにて開催
出席:委員長 澤 朋宏(愛知)
副委員長 山本 慎太郎(東京)
委員 安部 秀(神奈川)、大関 ゆかり(新潟)、川瀬 政美(大阪)、
張 ハンビッ(京都)、藤田 大悟(学経)、松田 美歌(京都)、
山本 浩介(兵庫)
参席 財務委員会 出田 行徳 委員(長野)
国際委員会 大石 千秋 副委員長(兵庫)
事務局 山田 哲司 河村 美保
※本レポートは「速報」的にまとめたものであり、見難い点があることをご容赦ください。また、議論そのものをまとめておりますので、実施が確定された情報ばかりが載っているものではないことにご留意ください。半年に一度、「委員会レポート」として詳細版をリリースの予定です。
<議題>
◯スカウトまでの情報伝達
◯教育と企業とのかかわり方(社会連携)
◯100人のスカウトサポーター
◯写真コンテスト審査
※今回の会議では、報告・共有はすべてSlack上で行うこととして、「広報」「社会連携」ジャンルにおける課題について、時間をかけて議論することを中心に据えた。さまざまな確度からの知見・意見が飛び交い、その結果、およそまとまった部分について、以下に記す。
<コミュニケーション>
〇スカウトまでの情報伝達
「なぜ、日本連盟/県連盟発の情報が一人ひとりの加盟員のもとにまで届くのに時間がかかるのか」・・様々な原因が複合的に重なっていることが考えられる。
・情報の伝え手から見て、魅力的な情報になっていない
・そもそも、日々の団/隊運営だけでも非常に忙しい
・普段の活動だけで指導者が「満足」してしまっている
・文化的に、「中央」から流れてくる情報への距離感のとり方がある
・県連盟ごとに情報流通のルールや仕組みが様々である など。
それらの原因に対して、一つひとつの対応を組み合わせて時間をかけて改善に取り組む必要があり、主に以下の点について改善に取り組む必要があると考える
◯慣習・形式にとらわれず、伝えたくなる/取り組みたくなる発信情報の制作
・発信内容のブラッシュアップ
・発信形態のチョイス ーpdfの添付が最善の方法とは限らない
◯情報発信の見える化
・全ての発出情報をWeb上に載せ、伝え聞いた情報にアクセスできるように
・入手できていなかった情報の可視化で、「情報入手」の価値の向上を図る
◯参加型のWebサイトの構築
・各地の活動状況の共有など、情報の相互交流の場を設けられればサイトの魅力増へ
〇教育と企業とのかかわり方(社会連携)
この4〜5年で、ボーイスカウト(日本連盟)だけでなく、日本の各種の教育シーンにおいて、経済界との交流や協働が幅広く取り入れられるようになってきた。ボーイスカウト日本連盟においても「新・チャレンジ章」など、各企業の有する技術や資金をいかに青少年の育成に取り組むかということに取り組んできている。その取組をさらに進めるための議論を行い、以下の点を次期担当者らへの提言事項として取りまとめた。
◯企業へのアプローチを進めるにあたり、業種や規模、企業の理念などを含めた戦略全体を見直すべきタイミングである
◯社会(企業)との連携とは、支援を求めることではなく、本運動の価値観を広めていくことであることをもっと強く意識すべきである
◯協賛するということは、本運動を「助ける」という一方的な行為ではなく、協働で青少年教育にあたるということであり、協賛企業に対してその結果・成果を定期的に示すことが肝要である
◯協働していく中で、企業側に、より多くのスカウトに触れ合う機会を提供すべきである。それにより、スカウト運動で育った青少年の魅力を伝えられるとともに、青少年教育自体への興味・関心の増大へと繋げられる
◯100人のスカウトサポーター企画
100周年Webサイトのコンテンツのひとつ。
従来のアンバサダー制度とは異なり、より身近な人へ就任を求めていく。この運動の知名度・期待度の高まりを加盟員の内外に伝えられるようにしていく。
課題:・・・100人を越えたらどうするか?
>結論:100人で区切って、パート2へ移行
◯写真コンテスト審査
紙焼き(少年少女の部・青年成人の部)・・審査委員長による審査へ
オンライン投稿・・・委員会による一次審査を経て、オンライン投票へ
この件に関するお問い合わせ
ボーイスカウト日本連盟事務局 社会連携・広報担当
Email: hello@scout.or.jp