改正ベンチャープログラムが平成26年4月1日から完全実施となります。
平成23年4月1日に公布され、同年9月1日より施行されております、「ベンチャースカウト部門の対象と進歩・進歩課程」につきまして、公布日から3年間の移行期間を設けておりましたが、平成26年3月31日をもって移行期間が終了し、平成26年4月1日より改正規程の内容のみが有効となりますので、改めて内容をご確認いただきますよう、よろしくお願いいたします。
改正内容は、教育規程集(平成25年度版以降)、ベンチャースカウトハンドブック改訂版(平成25年8月以降)ベンチャー隊長ハンドブック(平成25年7月以降)をご参照ください。
本件の規程改定に至る経緯
本件の規程改定に至る経緯は、そのスタートとして、平成19年度の事業計画における、プログラム委員会への「青少年プログラムの総体的見直し事業から、現行のベンチャースカウト部門プログラムの改善」という事業命題により、具体的に開始されたものです。
同年10月には、「ベンチャースカウト部門プログラムのボーイスカウト部門との一貫性、継続性を考慮した一体的な改善についての研究開発~実施要項」および「研究開発のガイドライン」に基づき、全国に研究開発協力団を募集して、最終的に2年間に渡る「10県連盟11団の研究開発団」による活動がスタートしました。この期間中には「団担当者と県連盟担当コミッショナーも対象とする研究協議会」を合計5回開催し、プログラム委員による各研究開発協力団訪問も実施しました。
また平成21年10月から「研究開発協力団活動の検証と、プログラムに関する教育規程改正案をまとめる」タスクチーム会議を編成し(任期、平成23年3月31日まで)、合計6回の会議を経て、期間中のプログラム委員会(臨時2回を含む)において、ベンチャープログラム改定作業と教育規程改定について、協議と検討を重ねてきました。
以上の、各研究開発協力団における実地検証と、各会合における検討協議を経て、「プログラム委員会としての評価と提言」を含め、最終報告書「ベンチャースカウト部門プログラムのボーイスカウト部門との一貫性、継続性を考慮した一体的な改善についての研究開発」をまとめ、平成21年3月の「教育本部常任会議(当時)」に提出されました。今回の規程改定内容は、この最終報告書における「プログラム委員会としての評価と提言」を元に作成されたものです。
さらに、平成23年1月「県連盟コミッショナー会議」において概要説明を行い、アンケート意見も集約し、その意見を含めて、更に検討協議を行なっております。
以上の4年間に及ぶそれぞれの協議検討に基づき、ベンチャースカウト部門の進歩プログラムに関する規程改定案をまとめ、平成23年2月の「スカウト教育推進会議」に上程し了承を得て、同年3月開催の「理事会」において最終の承認を得て、教育規程は改定されました。