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創立100周年を機に、ボーイスカウトの良さや楽しさなどを再認識し、その魅力を伝えるとともに、どんな大人になりたい・どんな社会にしたいのかの「夢」をこめた歌を制作するボーイスカウト日本連盟の『スカウトの歌プロジェクト』。このプロジェクトを主管するスカウトソング特別委員会及び社会連携・広報委員会では特別チームを作り、「スカウトの歌」を制作する専門家の選定を行いました。その結果、
①小中学生を対象にした楽曲が教科書に採用されている。
②日常的に青少年と交流する活動を積極的に行い、その感性を理解している
③青少年のピュアな感性に訴える旋律を得意とし、募集した「ことば」を題材とした楽曲づくりができる。
というような点を考慮し、弓削田健介(ゆげたけんすけ)先生に制作を依頼することになりました。

また同時に、歌詞に反映される言葉を昨年10月15日より11月30日まで広く募集しました。結果全国各地から400以上の応募をいただきました。12月18日みなさんからお寄せいただいた言葉を特別チームのメンバーが集まり、その意味や言葉に込めた思いなどを整理して弓削田健介先生にお渡しすることができました。

 

ここに弓削田健介先生をみなさんにご紹介いたします。先生はこの「スカウトの歌」にとても意欲的です。制作の過程もみなさんに共有すべくすてきな「しかけ」も用意してくださる予定です。楽しみですね。将来にわたって歌い継がれる「スカウトの歌」、この歌をみんなで盛り上げていきましょう。

弓削田健介先生プロフィール

合唱作曲家・子どもミュージカル作家。主に小中学生が歌う合唱曲を作曲。2020年より音楽の教科書に楽曲が掲載(小学校4年生・教育芸術社)。キャンピングカーを拠点に合唱曲が歌われている日本全国の小中学校、海外日本人学校などで2000回を超えるスクールコンサートを行い、澄んだ歌声が特徴のピアノ&ギター弾き語りミュージシャンとしても活動。旅から得た気づき、出会いと感動を元に作曲するスタイルで、4冊の楽譜集と絵本を出版。NHK全国放送(おはよう日本)、国際ニュースNHKワールド、朝日系列テレメンタリー、TOYOTAコレカラプロジェクトなど、多数のテレビ出演をきっかけに、メディア登場時は「放浪の合唱作曲家」と呼ばれる。福岡県出身。

 

弓削田健介先生からのメッセージ

【ボーイスカウトのみなさんへ】
はじめまして。100周年の歌を作曲させていただくことになりました、弓削田健介(ゆげたけんすけ)と申します。キャンプをしながら「もえろよもえろ」と歌ってくれた、山が大好きな両親のもとに生まれました。山道ですれ違うたびに「こんにちは」と挨拶を交わしてくれた、山で出会った人たちの風のような爽やかさ。キャンプ場のテントでギターを弾いてくれた父の友人や、頂上でニコニコ話しかけてくれた見知らぬおじさんの優しい瞳。星の降る夜、鳥の声で目覚める幸せな朝。自然の中で教えてもらったことすべてが今の自分を作ってくれたと感じています。自然を愛し、未来につなぐ活動をされているみなさんとご一緒できることを、とても幸せに思っております。喜んでいただける作曲ができるように、一生懸命がんばります。どうぞよろしくおねがいします。

スカウトの歌プロジェクト全般については、こちらをご参照ください。
スカウトの歌プロジェクト

この件に関するお問い合わせ

ボーイスカウト日本連盟事務局(平岡)
Email: program@scout.or.jp

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