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辰 野  勇
株式会社モンベル 代表取締役会長
ボーイスカウト日本連盟 評議員

1947年生まれ。小学生の頃にカブスカウトを経験。1969年にアイガー北壁日本人第2登を果たす。
1975年株式会社モンベルを設立。現在、株式会社モンベル代表取締役会長。
ボーイスカウト日本連盟評議員、ほかに多くの野外活動関連団体等で役員を務める。

ボーイスカウトと初めて出合ったのは?

  • →小学校2年生の時にカブスカウトに入ったことがあります。当時は遊ぶものがなく、兄や周りの友だちにつられて入りました。私の人生で初めて家から離れて泊まったのはカブのキャンプだったと思います。学校の校庭でした。寝袋などありませんから、毛布を二つ折りにして縫って持って来いということでした。寝たのは教室だったと思います。家を離れて友だちと一緒だったので興奮したのを覚えています。
  • そのとき、耳にした「そなえよつねに」は頭の中に残っていて、その後の人生にも影響したと思います。あらゆる状況を想定して準備をする。まさにリスクマネジメントの基本です。
  • その後、登山の道に進むわけですが、登山家というのは元来怖がりなんです。何かあったらどうしようか、常に心配する。日帰りでもライトは持っていくし、晴天でも雨具は持っていく。準備、準備です。そんなところに、カブスカウトの体験が生きているのかもしれません。

現在は、ボーイスカウト日本連盟の評議員をされています。スカウティングについてどう感じていますか?

  • →今、ゆとり教育の見直しがいわれて、がり勉型に振り戻すイメージがある。私は文武両道だと思うんです。自然の中で学べることはいっぱいある。机に向かって知識を蓄えるのはハードディスクを大きくすることです。その情報をどう活用していくかCPUも高機能にしなければいけない。それにはフィールドに出て体験として学ぶことが一番です。その一つの形としてボーイスカウトがある。

※スカウティング誌2011年11月号より抜粋

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