2. アレルギーを起こす人って?
遺伝的にアレルギー体質をもっている人といわれていますが、それ以外では、食生活の変化が大きく影響を与えています。主にインスタント食品やスナック菓子などの影響があり、次に、自律神経を乱す睡眠不足や不規則な生活、ストレスなどが原因といわれています。
3. アレルギー症状を軽くするために
規則正しい食生活を心がけましょう。暴飲暴食は避け、お酒や甘いものは控えめにしましょう。普段から栄養バランスの良い食事を心がけ、体に優しい野菜や緑茶をとるようにしましょう。そして、何よりも、アレルゲンを避けることが大切です。アレルギー性鼻炎であれば、マスクなどをして花粉やハウスダスト、ほこりを近づけないこと。食物アレルギーであれば、アレルゲンとなる食品をとらないことです。食品については、表示が義務づけられているので、必ず確認しましょう。
4. 予防対策
野外活動において安全を考えるうえで、次のことに注意しましょう。
- 入隊時や活動前など、事前に活動参加者の健康調査を実施し、アレルギーの有無を確認しておくこと。 特に、食物アレルギーについては、アレルゲンの食材を特定しておくこと。
- 食物アレルギーの該当者がいる場合は、安全対策計画書の中で、献立や食材をチェックしておくこと。 また、代用食材(献立)を準備しておくこと。
- 自分たちで調理しない場合は、事前に、調理する人に食物アレルギーがあることを連絡しておくこと。
- 野外では、マスクをするなどして、体内にアレルゲンを侵入させないようにすること。
「セーフ・フロム・ハーム」・安全委員会 参考文献:大阪連盟『 新・野外活動の安全Q&A』
卵
乳
小麦
えび
かに
そば
落花生
あわび
いか
いくら
オレンジ
カシューナッツ
キウイフルーツ
牛肉
くるみ
ごま
さけ
さば
大豆
鶏肉
バナナ
豚肉
まつたけ
もも
やまいも
りんご
ゼラチンボーイスカウト日本連盟機関誌「SCOUTING」2020年3月号より