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2022年11月26日(土)、ボーイスカウト日本連盟創立100周年記念式典を明治神宮会館にて開催しました。

この日の東京は夜明け頃から雨が降るあいにくの天気でしたが、昼前には不思議と雨が上がり、雲の切れ間から青空も顔を出すほどに天候は回復しました。

式典には、天皇皇后両陛下のご臨席を賜りました。

そのほか岸田総理大臣を始め多くのご来賓にもお越しいただいたほか、全国47都道府県連盟の代表者ら合計600名ほどが参加。オープニングにはこの100年間の運動の歴史をまとめた動画が上映され、その最後に現代のスカウトが夢やスカウティングの魅力を口々に語るシーンには多くの参加者が頷きながら見入っていました。(この動画を日本連盟公式YouTubeチャンネルで公開しています。ぜひ、ご覧ください)

「ボーイスカウト日本連盟100周年記念ムービー」

開式のことばを御手洗冨士夫総裁が述べた後、

天皇陛下からおことばを賜りました。

陛下は、胸に「名誉富士スカウト章」をつけられ、1982年の第8回日本ジャンボリー(宮城・南蔵王)でスカウトたちとともにキャンプをされた思い出などを話されました。

(この経緯は、機関誌SCOUTING 2019年5月号に掲載されています)

 

さらに、岸田総理大臣、

永岡文科大臣、

そして、ボーイスカウト振興国会議員連盟の塩谷副会長・事務総長からご祝辞をいただきました。

 

つづいて、長年、ボーイスカウト振興国会議員連盟にてご尽力いただいた岸田総理大臣に「きじ章」が贈呈され、

「スカウトの日」事業を1994年の開始当初からご支援いただいたセブン-イレブン記念財団さまに100周年記念特別表彰が贈られました。

また、さまざまな100周年記念事業の紹介や100周年記念ソングの演奏も行われました。

さらに、東京連盟の松原大輝(まつばら たいよう)さん、埼玉県連盟の塚本遥香(つかもと はるか)さん、千葉県連盟の皆川真宏(みながわ まひろ)さんの代表スカウト3名による「決意の言葉」が述べられ、「ますます多様化し複雑化する社会の中で、より良い世界を創るべく仲間を増やすとともに、これまで以上に積極的な活動を展開していくことをお約束します」と、力強く宣言されました。

式典の最後は、村田禎章総コミッショナーの発声による弥栄がおくられ、華やかな雰囲気の中でお開きとなりました。

 

この日の司会進行は、福岡県連盟の荒岡草馬さんに務めていただきました。大役、おつかれさまでした!!

また、記念式典に続いて、村田禎章総コミッショナーによる、「100周年を迎えて 〜日本における今後のスカウト運動〜」と題した記念講演が行われました。

 

この全編を収録した動画は、以下よりご確認いただけます。

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