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昨年の秋、日本連盟の新たな野営場である大和の森 高萩スカウトフィールド( 高萩SF)において、地元の児童・生徒が豊かな自然の中でさまざまな技能やグループでの協力などを体験する、自然体験活動を実施しました。広く一般の方にも利用していただける野営場として、今後もさまざまな事業を実施していきます。

委託事業

茨城県立高萩高等学校「野外活動体験」授業

実施日:2019年9月13日(金)
参加者:1年生66人
スタッフ:高萩SF 活用タスクチーム員 ※1 3人、他

昨年度から引き続き、学校からの要請を受けて実施した野外活動体験授業。参加した生徒たちは、初めのうちは表情が硬かったものの、さまざまな活動を体験していくにつれて次第に笑顔になり、協力して活動に臨んでいました。
本事業は、高萩高等学校のホームページでも紹介されています

 

国土緑化推進機構「緑の募金」助成事業

しぜんとあそぼデイキャンプ2019

実施日と参加者:
2019年10月30日(水)/松岡小学校4年生66人
2019年10月31日(木)/東小学校4年生26人
2019年11月1日(金)/東小学校6年生29人
スタッフ:ローバースカウト※2 2人、NPO法人響(プログラム協力)3人、他

校外学習の一環として、高萩市内の小学生を対象に毎年実施している日帰りの環境教育学習「しぜんとあそぼデイキャンプ」も、開催5年目を迎えました。

フィールドを活用した活動や植樹体験のほか、これからの100年につながる森作りに対して自分たちに何ができるかを考える時間も設け、普段の生活では体験できないことに挑戦する機会を提供しました。

 

高萩市委託・共催事業

親子キャンプ

実施日:第1回11月2日(土)〜3日(日)、第2回11月3日(日)〜4日(月)
参加者:高萩市内の児童・幼児と保護者21 家族58人
(第1回:11組の親子31人、第2回10組の親子27人)

スタッフ:ローバースカウト ※2 6人、茨城県連盟所属指導者2人、他
主 催:高萩市高萩スカウトフィールド活用事業実行委員会
共 催:ボーイスカウト日本連盟、高萩市教育委員会

小学生以下の親子で参加する1 泊キャンプを実施。このキャンプでは、体験活動を通じて自然を感じ学ぶこと、親子の絆を深め、他の家族との交流を広げる機会を提供しました。

日本連盟からは山内常務理事( 上記実行委員長)、高萩市からは大部市長、鈴木副市長、大内教育長他が、激励に駆けつけました。

実施後、5段階評価でアンケートを実施したところ、保護者は「とても良かった」が71%、「良かった」が29%、子どもは95%が「とても良かった」、残りの5% も「良かった」と回答し、「高萩SFができたことは知っていたけれど、初めて来てみてとても良いところだと思いました。夏にも来たいです」「夜の本当の暗さや静けさを子どもに味わわせることができ、協力することで成功するということも学べる良い機会になりました」といった感想が寄せられました。

 


 

※1 高萩SF 活用タスクチームは、実施可能な常設プログラムの開発および提供、施設を活用した事業展開や利用促進を主な任務として日本連盟プログラム委員会のもとに設置しています。
※2 今年度の日本連盟事業計画の成果目標のひとつである「RS活動の充実」、「RCJへの支援の拡大」の一環として公募。ローバースカウトの野外活動に関する知識と技能、指導力の向上や自然環境保護への関心を高める機会にしました。

ボーイスカウト日本連盟機関誌「SCOUTING」2020年1月号より


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