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このほど2020年4月1日付で、日本連盟事務局に「デジタルトランスフォーメーション(DX)推進室」を創設いたしました。事務局の働き方改革のみならず、加盟員の皆様への情報提供のスピードアップや多角化を図ることが狙いです。専務常務会直属の特命組織で、担当理事(改革担当)として磯山友幸が、日本連盟最高DX責任者(CDXO)として土田純平が指名されましたので、ご報告いたします。

4月1日の創設以降、DX推進室では

  • 全国大会の代替となるデジタルイベントの基盤支援
  • 団会議などで使えるWeb会議のやり方ガイドの作成

など様々なプロジェクトを立ち上げ、鋭意作業中です。
加盟員の皆様を様々な面からご支援いたします。ご期待ください!

担当理事(磯山友幸)からのご挨拶

加盟員の減少で日本連盟の財政悪化が一段と懸念される中で、事務局体制の見直しは避けて通れません。これまでの仕事のやり方を全面的に見直し、一気にデジタル化を進めることで効率化を実現するのが私に与えられた役割です。ここへきて、新型コロナウイルスの蔓延による緊急事態宣言が出され、役職員全員がテレワークで加盟員へのサービスを行える体制を早急に構築することが求められています。時間との勝負だと思っておりますので、何卒ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

CDXO(土田純平)からのご挨拶

デジタルトランスフォーメーションは名前からデジタル技術に注目がいきがちですが、本質はデジタル技術を使用することにより、私達を場所や人といった物理的な制限から開放することによって流動的な組織運営ができ、結果として人々の生活がより良くなるというところにあります。日本連盟が目指すDXは野外活動を中心とするスカウト教育をデジタル化するということではありません。加盟員の皆様が活発なスカウト活動を実践することができるような基盤を整えること、STEM教育のように時代にあったプログラムを提供することを目的としています。

Webサイトの拡充や新しい情報伝達手段の提供、Web会議のサポートなど、我々の役割は多岐に渡りますが加盟員の皆様のスカウトライフがより一層充実したものになるようにチーム一丸となって日本連盟におけるDXを推進してまいります。ご支援ご協力よろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の広がりにより、現在わたしたちは活動を自粛せざるを得ない状況に面していますが、デジタル技術を使って仲間とつながり続けることは可能です。DX推進室ではこの事態においても全国のスカウトが活動を継続できるようにデジタル面からのプラットフォーム・コンテンツの支援を行ってまいります。
Scouting Never Stops, Keep connecting 🙂

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DX推進室メンバー

役務 氏名
担当理事 磯山友幸
担当理事 出田行徳
最高DX責任者(CDXO) 土田純平
副CDXO 只野太一
事務局職員 大髙駿

【参考】デジタルトランスフォーメーション(DX)とは?

2004年、スウェーデンのウメオ大学教授、エリック・ストルターマン氏が主張した「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念のことを指し、近年では「最新のデジタル技術を駆使した、デジタル化時代に対応するための組織の変革」という意味の用語として使われています。

経済産業省(DX 推進ガイドライン)

この件に関するお問い合わせ先

ボーイスカウト日本連盟事務局 DX推進室
E-mail: dx@scout.or.jp

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