分散開催となった今回の大会では、いかにスカウトたちの心を「つなぐ」かが大きな課題となりました。それを実現するために、
- 皆で同じアイテムを身につける(記念品開発)
- 離れた場所のスカウト同士で競い合う、やり取りができるようにする(ICT の活用)
- 広く社会からの支援を取り付ける(報道・企業連携)

公式アプリ

第18回日本スカウトジャンボリー特設Webサイト
記念グッズについては、計20アイテムを制作しました。今回の大会シンボルマークは六角形という展開の幅が非常に広いデザインであり、日本連盟商品開発小委員会との協働でいままでにない斬新なグッズを企画・販売することができました。
そして、ジャンボリー大集会の生配信(YouTube)。北海道から沖縄まで7会場との生中継に愛知・岡山からのビデオメッセージ上映を加えた、テレビ特番さながらの構成となりましたが、これが「いま」のスカウトの気持ちをつなげる道であると奮起し、トラブルなく秒単位の進行をつつがなく進めることができました。8月末現在で、再生回数はおよそ30,000回となっています。最後に、社会からの支援について。「分散型の開催」という企業側にメリットを共有しにくい事業展開にも関わらず、スカウト運動の隆盛への期待から熱い応援をいただきました。ゴールドスポンサーは計5 社、さらにオフィシャルサプライヤーとして5社からご支援をいただくことができました。
プロモーション部 部長
澤 朋宏
ボーイスカウト日本連盟機関誌「SCOUTING」2022年9月号にも掲載している内容です