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<機関誌「SCOUTING」2023年1月号の記事を本サイトにも掲載しております。内容は機関誌発行当時のものです。>

 


 


京都
発団50周年を迎えて
城陽第1団 団委員長 祝部 昭夫

城陽第1団は、京都市内から奈良に向かう中間地点に位置しており「五里五里の里」と呼ばれる風光明媚なところにある城陽市内唯一の団であります。現在加盟員は約70人程度とピーク時の半分以下となりましたが、BVS隊からRS隊まで元気に活動を行っております。さて当団は1969年11月地元ライオンズクラブの発議により育成会を発足、同年12月に城陽中学校の生徒16人にてボーイスカウト隊が発隊。その翌年大阪府吹田市で万国博覧会が行われた1970年の3月に地区の団審査認定を受けて発団式を挙行しております。

本来ですと2020年が発団50周年となりますが、コロナ禍で1年遅れにて地元城陽市の青少年野外活動センター(友愛の丘)にて発団50周年記念式典を開催しました。大変寒い時期ではありましたが、コロナ感染防止を踏まえ招待者や開催時間等の事業規模を大幅に縮小し野外での開催と致しました。

振り返って見ますとこの50年間という長い歴史を紡いで来られたのも県連盟や地区、団関係者や保護者、また地域社会の皆様方のお陰であると感謝しております。近年青少年を取り巻く環境が大きく変化し、「行動力」や「リーダーシップ」を身に付ける機会も不足しております。我々の活動は、さまざまな体験活動を通じた実践教育であります。この運動を通して「心と人間力」を育み、「生きる力」を身に付け、「次世代を担う人材の育成」と「より良き社会の実現」を目指すことが、「スカウティング」であると考えます。これからも皆様と共にこの地域社会に根差したスカウト活動を展開し、健全な青少年育成の一助となれるよう努力していきたいと思います。

ボーイスカウト日本連盟機関誌「SCOUTING」2023年1月号にも掲載している内容です

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