全国のスカウト関係者の皆様

令和8年8月千葉豪雨の発生を受けて

 8月13日からの記録的な豪雨により、千葉県内をはじめとする各地において河川氾濫や広範囲な浸水、土砂崩れが発生し、尊い命が失われるなど甚大な被害が生じております。お亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表します。また、発令されていた避難指示はすべて解除されたものの、住居の浸水被害等による避難生活や、交通インフラへの影響が続くなか、不安な日々を過ごされている皆様に心より深くお見舞いを申し上げます。そして、救助やインフラ復旧、生活支援に尽力されている全ての方々に深く敬意と感謝を申し上げます。

1.被災地域のスカウト、保護者、指導者の皆様へ

 まずはご自身とご家族の生命・安全および健康の確保を最優先にしてください。幸いスカウト関係者に人的被害はありませんでしたが、浸水被害などの影響は残っており、予断を許せません。引き続きご自身とご家族の安全及び健康の確保にご留意ください。

2.全国の加盟員の皆様へ

 このような困難な時こそ、私たちが日頃から培ってきたスカウト精神の実践が求められます。以下の点を心に留めて行動してください。
 ・今、自分にできることの模索
  被災地のために「スカウトとして何ができるか」を一人ひとりが考えてください。
  まずは自らの家庭や地域における防災への備えを徹底した上で、今後予定される様々な活動への協力
  など、身近な奉仕から実践していきましょう。
 ・ボランティア活動、現地支援について
  千葉県社会福祉協議会より、「千葉県内の大雨災害の被災状況や各市町村の災害ボランティアセンター
  の設置状況等につきましては、現在調査を行っているところです。安全の確保や被害状況を踏まえ、
  対応を進めてまいります。つきましては、被災自治体や社会福祉協議会へのお問合せは、業務に支障を
  きたす恐れがありますので、可能な限りお控えくださいますようお願いいたします。」との案内が発出
  されています。
  交通インフラの影響や現地の混乱を招かないためにも、支援活動については日本連盟や現地の社会福祉
  協議会等からの公式な発信・要請をお待ちいただき、受け入れ態勢が整うまで個別の問い合わせや現地
  入りはお控えください。

 スカウト精神の実践は、平常時の活動だけでなく、こうした試練の時にこそ大きな真価を発揮します。全国のスカウト関係者が心を一つにし、一人ひとりが被災された方々に心を寄せ、節度ある行動と思いやりの心をもって歩みを進めていきましょう。被災された皆様が一日も早く心休まる日常を取り戻されることと、皆様の安全を心よりお祈り申し上げます。

 2026(令和8)年8月17日

   公益財団法人ボーイスカウト日本連盟

                   理事長      三毛 兼承

                   総コミッショナー 木村 寿宏

令和8年8月千葉豪雨の発生を受けて (1)

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