全国のスカウト関係者の皆様
2026年7月28日16時27分頃、熊本県熊本地方を中心とする大規模な地震が発生しました。被災された皆様、避難生活を余儀なくされている皆様に心よりお見舞いを申し上げます。また、救援や復旧活動に尽力されている全ての方々に感謝を申し上げると共に安全をお祈り申し上げます。
1.被災地域のスカウト、保護者、指導者の皆様へ
まずはご自身とご家族の生命・安全の確保を最優先にしてください。余震や二次災害(家屋の倒壊、土砂災害等)の危険が続いています。自治体や公的機関の発出する避難情報・防災情報に留意し、安全な場所でお過ごしください。
県連盟、地区、団におかれましては、安全が十分に確保された段階でスカウトや指導者の安否確認を進めていただくようお願いいたします。ただし、確認や連絡にあたっては決して無理をせず、二次被害を防ぐ行動を徹底してください。なお、被災状況や安否確認の結果等につきましては、可能な範囲で県連盟経由にて日本連盟事務局へご報告をお願いいたします。
2.全国の加盟員の皆様へ
このような困難な時こそ、私たちが日頃から培ってきたスカウト精神の実践が求められます。以下の点を心に留めて行動してください。
・冷静かつ確実な行動
SNS等での根拠のない情報や不確かな噂に惑わされることなく、政府、自治体からの正確な情報
に基づいて冷静に行動してください。
・今、自分にできることの模索
被災地のために「スカウトとして何ができるか」を一人ひとりが考えてください。
まずは自らの家庭や地域における防災への備えを徹底した上で、今後予定される募金活動への協力
など、身近な奉仕から実践していきましょう。
・ボランティア活動、現地支援について
現段階で個人や団による現地立ち入りは、二次被害の可能性、救助活動、緊急車両の通行、
復旧支援の妨げとなる恐れがあります。支援活動については、日本連盟や現地の社会福祉協議会等
の案内、要請にしたがい、現地での安全体制が整うまで、個別の現地入りは控えてください。
スカウトの「ちかい」と「おきて」は、平常時だけでなく、このような非常時にこそ大きな真価を発揮します。全国のスカウト関係者が心を一つにし、お互いを思いやりながら、今できる最善を尽くしていきましょう。被災地の一日も早い平穏の訪れと、皆様の安全を心よりお祈り申し上げます。
2026(令和8)年7月30日
公益財団法人ボーイスカウト日本連盟
理事長 三毛 兼承
総コミッショナー 木村 寿宏