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3月27日(土)に開催された「2019年度・2020年度合同富士スカウト顕彰」に先だち、同日午前中に31県連盟45人の代表スカウトが、秋篠宮皇嗣殿下のご接見を賜わりました。

日時

2021年3月27日(土)10:45~11:55

場所

オンライン(Zoom)

参加者

参 加 者:31県連盟45人の代表スカウト

内容

ご接見の司会進行は中野未久ローバースカウト(東京連盟・2017年度富士スカウト)が務めました。

福嶋正己日本連盟コミッショナーの挨拶に続いて、参加者は6つのグループに分かれて、それぞれ秋篠宮皇嗣殿下とのご懇談の時間をいただきました。
各グループでは、代表スカウト全員が自分が挑戦したプロジェクトの報告をそれぞれ行い、皇嗣殿下からの質問にお答えするなどしました。

ご接見の様子

(写真提供:宮内庁 写真の転用を禁じます)

6つのグループ毎の懇談を終えたのち、秋篠宮皇嗣殿下から全参加者に対して、富士スカウト章への努力を讃え、一同の今後の社会への貢献を期待する旨、おこえがけをいただきました。

これにお応えし、大澤礼奈代表スカウト(埼玉県連盟・東松山第1団)より決意の言葉を述べました。

スカウト決意の言葉
本日は私たち富士スカウト章受章者のためにご接見の機会を頂き誠にありがとうございます。受章者を代表しお礼申し上げます。
昨年のはじめ、未曾有のウイルスの感染により私たちの日常は一変しました。
スカウト活動においても対面での活動を自粛しなければならず、思うように活動することができませんでした。大好きな仲間とも画面越しでしか顔を合わせられない日々はとてもつらいものでしたが、オンラインでの活動を進め、自分たちにできることは何かを考えて行動することができた日々は、普段では得られることができないとても充実した時間を過ごすことができました。そして、今までは当たり前のように感じていた仲間の存在、家族の支えがあること、指導者の方々の協力を得られることに改めてありがたさを感じました。そのような中、名誉ある富士スカウト章を受章できたことにとても誇りを感じています。
そして、今年2021年は、私たちが忘れてはならない、「東日本大震災」の発生から10年が経過する節目の年でもあります。かつての日々を思い出した方々も多かったでしょう。そんな人に私たちスカウトが何が出来るのか。それは、ボーイスカウトのモットーである「そなえよつねに」の意識を広めていくことだと考えています。いま私たちにできる方法で、社会に良い影響を与えられるよう日々行動をしていきたいです。そして、後輩スカウトの模範となるよう、周囲の人々の力になれるよう、日々精進していきますことをここに決意いたします。

以上でご接見は終了し、代表スカウトはその後「2019年度・2020年度合同富士スカウト顕彰(既報)」へ続けて参加しました。

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