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<機関誌「SCOUTING」2022年9月号の記事を本サイトにも掲載しております。内容は機関誌発行当時のものです。>
■スカウトのための安心・安全講座
「そなえよつねに共済」とは?

“ボーイスカウト活動”中のケガを補償する仕組みとして、2013年に文部科学省より認可された「そなえよつねに共済」。この制度は、冒険的で魅力的なスカウト活動を確保するために欠かせないものです。毎年11月には、翌年度の『そなえよつねに共済/賠償責任保険 手引き』が全団に届けられていますので、指導者の方々には既にご承知のとおりです。 今回は、「そなえよつねに共済」についての理解を深めていただくために、特徴や補償内容をあらためてご紹介します。

 
1.「 そなえよつねに共済」の主な特徴
  • “ボーイスカウト活動”に基づく傷害事故を総合的に補償します。
  • 通常の活動のほか、指導者が同行していない活動(例: 班キャンプなど)や、ベンチャーの単独活動時、活動場所への往復時も補償の対象となります。
  • 日本国内はもちろん、海外での “ ボーイスカウト活動 ” 中の事故も補償の対象です。
 
2. 事故が発生した時の対応について
事故発生時の状況を詳しく記録しましょう/事故が起こったときは、本人はもちろん、周囲も動揺してしまいがちです。 後から事故概要を報告する必要もありますので、写真やメモでできるだけ詳しく記録を残しておくことが大切です。 日本連盟 安心・安全制度推進室まで電話やメールで速やかに連絡しましょう/ TEL: 03-5652-2945 E-mail: kyosai@scout.or.jp 「事故発生状況受付簿」が送られるので、事故の報告をしましょう/報告の際、事前に準備した活動計画書及び参加者名簿が必要です。  
3.「そなえよつねに共済」の補償内容
4. 補償の対象とならない事例( 一部)
  • 被共済者の故意、または重大な過失によるもの
  • 専用道具を用いた山岳登はん、リュージュ等や航空機の操縦、スカイダイビング、ハングライダー、超軽量動力機やジャイロプレーンの搭乗、その他これらに類する危険な行動を行っている間に生じた事故
  • 食中毒(細菌性、アレルギー性等の要因を問わない)
今夏は、ジャンボリーサマーを中心に活発なスカウト活動が行われましたが、久々の野外活動でマダニやハチ等による虫刺されも多く報告されています(8/22現在 全事故報告の25%)。スカウトのための「そなえよつねに共済」を活用しながら、楽しいボーイスカウト活動がより活発なものになるようご支援ください。「そなえよつねに共済」のご質問やお問い合わせは、下記へお願いします。 e-mail: kyosai@scout.or.jp 共済委員会

ボーイスカウト日本連盟機関誌「SCOUTING」2022年9月号にも掲載している内容です

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