日本連盟のタグライン(キャッチフレーズ)変更について
ボーイスカウト日本連盟は、日本におけるスカウト運動を社会にわかりやすく伝える新たな「タグライン」を導入します。タグラインとは、団体の理念やブランド全体を象徴し、社会に対してその存在意義を表すキャッチフレーズのことです。
新しいタグライン「人と地球によりよい未来を」
これまでは「なろう。一人前に。」を掲げ、ボーイスカウトの魅力を発信してきました。今後は「人と地球によりよい未来を」を新たなタグラインとして、社会に対して私たちの活動の意義や魅力をより明確に伝えていきます。今後、「人と地球によりよい未来を」というキャッチフレーズをタグラインとして呼称していきます。
ボーイスカウトは、人と地球によりよい未来をつくる世界最大級の青少年運動です。

新しいタグラインに込めた想い
“人”のために、よりよい未来をつくる
・社会に出て役立つ力と心を養い、人を育てます
・他の人の役に立ち、社会に貢献する運動です
・すべての人にひらかれた、安心安全な運動です
“地球”のために、よりよい未来をつくる
・野外活動で地球に寄りそい、多くのことを学ぶ機会があります
・地球規模の国際的な青少年運動で、世界中に仲間がいます
・地球の未来を考え、SDGsにも取り組んでいます
ボーイスカウトは野外活動を中心とした各種プログラムを通じて、青少年が知識や技能を身につけ、自主性や協調性を育むことで成長を支援します。私たちは、人や社会のため、地球のために行動できる人材を育て、社会に送り出すことを目指しています。
詳しくは、下段の新しい団体案内、保護者向けリーフレットをご覧ください。
世界スカウト機構(WOSM) のタグライン変更について
世界スカウト機構(WOSM)は、2024年8月に開催された第43回世界スカウト会議において、長年使用されてきた「Creating a better world」から「Ready for life」にタグラインを変更しました。
WOSMのタグライン変更の背景
今回のタグライン変更は、2021-2024年の世界三ヵ年計画に盛り込まれたWOSMのブランドメッセージの見直しに端を発します。「ビジュアルブランドやメッセージを刷新し、デジタル時代に適応しつつ、教育分野における青少年運動のリーダーとしての地位を確立する」という目標に基づき、タグライン刷新のプロジェクトが始動しました。
今回のタグライン刷新を通じて、世界のスカウト運動がより大胆で現代的に、そして若々しく、デジタルに対応したブランドへと進化することが期待されています。
WOSMの新しいタグライン「Ready for life」の意味
新しいタグライン「Ready for Life」は、スカウティングの使命である「青少年が自己実現を果たし、社会で建設的な役割を担えるよう教育的支援をすること」を表現しています。また「Ready for Life」は、「若者に、彼らの人生を形作るスキルと価値観を身につけさせる」という私たちの運動の価値を表すものでもあります。さらに「Ready for Life」は、スカウトのモットーである「そなえよつねに(備えよ常に)」を未来志向で表現したキャッチフレーズです。「Ready for Life」は、私たちが青少年の教育に貢献し、そして青少年が社会で建設的な役割を果たせるようにするというスカウティングの使命を表しています。
詳しくは以下WOSMのWebページをご覧ください。