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10月15日から11月15日まで韓国連盟国際デジタルジャンボリー2020が開催されました。

国際委員会では4週間にわたって実際に参加した指導者、スカウトに本大会の魅力をお伺いし、その様子をお伝えしています。今週は大阪第1班からです。

第513隊DOD班 韓国国際デジタルジャンボリー参加報告

大阪の班からは、2名から報告をいただきました。

班長 森弘一太郎 (ベンチャースカウト)

10月15日から始まったこのジャンボリーも、期間が残りわずかとなりました。国際デジタルジャンボリー(IDJ)へ参加するきっかけは、24WSJのスカウト仲間から聞き、団内からもらった手紙を見て参加したいと思ったからです。しかし、参加したくても募集人数は若干名とあり、使用言語は英語なので自分にとってはハードルが高く感じました。それでも海外のスカウトとオンラインでつながるということに魅力を感じて参加を決めました。
ここではどんなプログラムをしているか、一部を紹介しようと思います。

基本的な活動は大会側からミッションが出されていて、そのミッションをクリアしていく形式となります。ミッションも班でクリアするものや、個人的にチャレンジするものなど、とてもバラエティに富んでいます。また、与えられたミッションをコンプリートすれば、参加証明書を受け取ることができます。

先日私たちの班が行ったプログラムは、班名と旗の作成です。普通のジャンボリーは現地に行く前に班名や旗を決めているとは思いますが、このデジタルジャンボリーはプログラムの一つとして班名や旗を話し合いながら決める項目になっているのです。ここでは、日本人の班なので英語のドキドキはなく安心して行うことができました。

作成した班旗

活動の様子

 

これもミッションの一つで、班旗が出来上がったら指定されたホームページ内にアップします。ほかの隊がどんなものを上げたのかも確認することができるのでいろんな隊のミッションの進行度を互いに確認することができます。

そして、個人情報もきちんと守られるので、自分のニックネームも作ります。ニックネームは海外の人から見て分かりやすい、呼びやすいネームを考えました。
ホームページに載せるコメントなどは英語ですが、翻訳機能や英語が得意な班員に頼りながら書いています。
今は、Messenger of Peace(MOP)ダンスフラッシュモブを練習しています。大阪らしさを発信したいので、景色にもこだわり思案中です。

大阪城の前でダンスの練習をしている様子

 

上手く踊れるかは、わかりませんが各自練習中です。閉会式は11月15日で残り少し、最後まで3人で楽しく活動していきます!

班員 松村武史(ボーイスカウト)

僕はこの国際デジタルジャンボリーに参加して一番初めのオンラインでの顔合わせで、初めてメンバーと会ったときは、このメンバーで大丈夫かなと不安になりました。ですが一回本当に集まってみると、その不安はなくなりました。
このデジタルスカウティングでは、班長たちがわからないことをやさしく教えてくれたので、安心して楽しく活動できました。また、ニュージーランドのスカウトとオンラインで交流し、ラグや話すのが速くて、英語はよくわからなかったけれど、とても楽しい時間を過ごせました。今度はしっかりと、英語を話せるようになって交流したいです。

海外のスカウトとオンラインで交流している様子

 

僕は、この国際デジタルジャンボリーに参加して本当に良かったと思います。

 

担当リーダーコメント

自隊のスカウトの参加希望により、IDJにリーダーとして参加しました。開始までの事前準備期間が短く、無事に開始できるか危ぶんだこともありましたが、班長が他の参加スカウトを取りまとめ、現在順調に進行しています。スカウト達は、SNSやウェッブブラウザーの翻訳機能を駆使して課題を達成しつつあります。また、若干のサポートは必要でしたが、海外のスカウトともうまく交流できました。この交流準備で、日本という国をより良く理解できたこともこれからのスカウトの成長につながると思いました。また、交流会で自身の英語力の不足を感じ、英語学習意欲が向上したようです。時差の理解やほかの国のスカウティングの違いなどが、異文化コミュニケーションの重要性の認識につながったのではないか思います。
今後もスカウトの成長に期待しています。

 

文責:国際委員 津田祥太郎

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